北海道板金工業組合第 16 期通常総代会議事要旨

1. 招集年月日 平成28年 4月25日

2. 開催の日時及び場所
(1)開催日時 平成28年 5月11日 午後3時より
(2)開催場所 札幌市中央区北2条西1丁目1番地 ニューオータニイン札幌

3. 理事・監事の数及び出席理事・監事の数並びにその出席方法
(1)理事の数38人 出席理事の数38人(本人出席33人、委任状出席5人)
(2)監事の数2人 出席監事の数2人(全員本人出席)

4. 総代数及び出席総代数
(1)総代数 58人
(2)出席総代数 58人(本人出席50人、委任状出席8人)

5. 出席理事の氏名 洞内 俊、岡三樹雄、村椿幸二、三谷光雄、金 孝則、川島隆司、北 幸治、 杉本雅則、武山正明、髙島光治、工藤 豊、金子國男、大舘輝夫、秋山雅章、 高橋勝志、水間 亮、竹本正男、大塚初雄、下山康夫、宍戸良彰、三上 学、 猪口金重、合掌正志、鈴木安弘、島下幸治、菅 範男、四方信次、松木一巳、 高野 忠、水野真二、熊谷義秀、木村豊博、北川道則

6. 出席監事の氏名 植 浩一、津島治光

7. 議長の氏名 札幌支部 有限会社三浦板金工業 三浦弘幸

8. 議事録の作成に係る職務を行った理事の氏名 川島隆司

9. 議事経過の要領及びその結果 定刻、村椿幸二が開会を告げ、事務局北川道則が本組合総代数並びに本日 の出席総代数を報告し、本日の通常総代会は有効に成立する旨述べる。
 
【村椿副理事長 開会の辞】

 

 
【理事長挨拶】
4 月 14 日、熊本で震度7 強の地震が発生し、1か月経とうとしているが、 未だに毎日余震が続いています。
一日たりとも休まる日がないのではない でしょうか。
早く落ち着いて、通常の生活が出来るような環境に戻って欲し いと願っております。
49 名の尊い命が犠牲となり、心からお悔やみを申し 上げますと共にご冥福をお祈り申し上げます。
本日の通常総代会は、昨年度 1 年間の事業、決算、又、新年度に向かっての事業計画、予算を審議してい ただく場でございます。
総代の皆様におかれましては、厳しく審査していた だき、判断をしていただきながら議案審議を進めて参りたいと思います。

 

 
【全日本板金組合連合会理事長・(一社)日本建築板金協会会長 石本惣治様からのご挨拶】
4 月 14、16 日に熊本で非常に大きな地震があり、3 週間で 1500 回にも なるのではないかというような非常に珍しい揺れを経験しました。
そんな 中で、たくさんの方が尊い命を落とされました。心よりお悔やみとご冥福を お祈り申し上げます。
そして板金業の同士の仲間が多く被災され、工場がつ ぶれ、自宅が全壊したという報告を受けております。
青年部長会で熊本の実 情を伺い、早速ブルーシートを全国県板にお願いしたら、受け入れ場所も保 管場所も無いほど集まり、熊本の松本理事長から「本当にこの組織に入って いてよかった」と感激しておりました。
瓦屋根は、人の命に係わります。
北海道に台風が来て、鉄板屋根が飛んでも、被害がなく、鉄板屋根は、 地震の時でも全く被害がありません。
早速、9 日に都道府県板に組合員 1 名 1,000 円以上の義援金をお願いしました。
こういう時こそ、全板連グループ が、力を合わせ、熊本の同士に勇気を与え、そして、関係官庁に鉄板屋根の素晴らしさを訴えてゆきたいと思います。
金属屋根は、人の命を取らない、 阪神淡路大震災の時に、官公庁関連の建物の屋根の大部分が金属屋根に変わりました。何故かというと、災害の時に緊急避難所となる官公庁の建物が壊れていたのでは話になりません。
熊本、大分を中心に九州全域で金属屋根が 見直され、違う方の元気を得ていただき、又、業界の素晴らしさも訴えてゆきたいと思います。 北海道の屋根は、99%金属屋根です。
色んなノウハウを九州の同士に教え て頂ければありがたいと思っております。
何故 400 年以上も前に加藤清正 公が築城した熊本城の石垣がずたずたに破壊してしまったか、素人乍ら議論してみましたが、当時は木造であったのに対して、現在は鉄筋コンクリート で、重量が 5 倍以上もあります。
それにも係わらず石垣はそのままでありました。
当然壊れるのは当たり前です。屋根をチタンなど軽量な部材に変えた りしなければなりません。
これを機に熊本県に行って、私どもの業界の PR をして参りたい、それが私の仕事だと思っております。
東日本大震災の時とは違い、被害を受けているのは、熊本 1 県なので、この度は、1,000 円以上とさせて頂きました。どうか助けてあげていただきた いと思います。
北海道からの力を熊本に集めて頂ければ、仲間も喜んで、再び立ち上がってくれることと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 
次に本総代会に議長選出につき議場に諮ったところ、満場一致をもって 三浦弘幸氏に決定す。
よって同氏議長席につき議事に入る。

議長は、午後3時10分開会を宣し、議事に入った。
第1号議案 平成27年度事業報告及び第2号議案 平成27年度収入支出決 算の承認について
議長は第1号議案、第2号議案を附議し、事務局北川道則をして説明せしめたうえ意見を求めたところ満場異議なく原案どおり承認された。

第3号議案 利益金処分案並びに監査報告について
ついで、議長は第3号議案を附議し、利益金の処分について、事務局 北川道則をして説明せしめたうえ、植 浩一監事に監査の結果報告を求め た。
よって、同氏より監査の結果その処理は適正であった旨報告があり、これを議場に諮ったところ満場異議なく原案どおり承認された。

第4号議案 平成28年度事業計画案及び第5号議案 平成28年度収入支出 予算案の承認について
ついで、議長は第4号議案、第5号議案を附議し、事務局北川道則をして説明せしめたうえ、意見を求めたところ満場異議なく原案どおり承認された。

第6号議案 労働保険事務組合規約に関する件
ついで、議長は第6号議案を附議し、事務局北川道則より説明せしめたうえ、これを議場に諮ったところ満場異議なく原案どおり承認された。
詳細は、以下のとおり。
1) 番号法成立に伴う規約変更

第7号議案 官公需適格組合証明継続申請について
ついで、議長は第7号議案を附議し、事務局北川道則より説明せしめたうえ、これを議場に諮ったところ満場異議なく原案どおり承認された。
詳細は、以下のとおり。
1) 官公需適格組合証明継続申請について

第8号議案 役員補充選挙
【新役員】
~理事~
平田 昭市氏 (函館支部)
津島 治光氏 (岩見沢支部)
谷口 正樹氏 (空知支部)
伊丸岡勝博氏 (日高中部支部)

~監事~
久慈 幸作氏 (苫小牧支部)

なお、該当者はそれぞれ即時就任を承諾した。

以上によってこの平成28年度通常総代会の議事のすべてについて満場 の賛成により原案どおり決定し、この平成28年度通常総代会の日程全部 を終了したので、議長は退席し、三谷光雄が閉会を宣した。
時に午後4時15分であった。

【三谷副理事長 閉会の辞】